車のメンテナンス回数が増えてくると愛着のある車でも買い替えを検討する方が多いのではないでしょうか。車の年数や走行距離数が増えてきた場合、そのまま乗り潰すのと買い替えるのではどちらが経済的なのでしょうか。
何年程度で買い替えるのが一般的なのか、その適切なタイミングについて解説します。
年数で買い換える
車を買い換えるタイミングの1つとしては、年数が挙げられます。
一般社団法人財団「自動車検査登録情報協会」が平成29年に行った調査によると、
車の平均寿命は約8.5年であると言われています。
その為、このタイミングを過ぎると車の市場価値が大きく下がり始めるので、買い換えを検討することが望ましいです。
車検前や保証切れの時期
車検や保証を更新してすぐに買い換えるとなると、その費用が無駄になってしまいます。一定の年数ごとにやってくる車検や保証は以下のようになります。
- 3年目(または 走行距離6万km時点)…一般保証の終了、初回車検有効期間
- 5年目(または 走行距離10万km時点)…特別保証の終了、2回目の車検有効期間
- 13年目…低年式の自動車税の増税(重課)
日本には車検時に自動車メーカーが受け持つ保証があり、一般保証と特別保証があります。
5年目は特別保証の終了だけでなく、部品交換が必要になる可能性が高いので、3年目より費用がかかるとも言われています。車検の更新時や、保証が切れるタイミングで買い替えるのが良いのではないでしょうか。
走行距離で判断する
年数だけではなく、走行距離も重要な買い換えを検討する目安となります。
例えば購入してから5年未満の車であっても、10万km以上走行していると、部品の消耗が激しいので、「乗り潰した車」と判断されてしまうことがあります。
なので、走行距離10万kmを一つの目安として覚えておきましょう。それ以降はメンテナンス費用が多くかかるだけでなく、市場でも買い手がつかなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
ライフスタイルの変化
ライフスタイルが変化するときも、車を売るタイミングの一つです。家族が増えてきたのでみんなで乗れるミニバンや、子どもが独り立ちしたので、夫婦二人用の小さい車に乗り換える・引っ越して車の使用頻度が変わるといった車の必要性に応じて買い換えることも検討しましょう。軽自動車なら8万km、一般車なら10万kmの大台に乗る前の買い換えをおすすめしています。
まとめ
車検のタイミングや走行距離が10万キロに近くなった、またライフステージが変わった時など、状況の変化が会ったときに「今、クルマを売却するといくらで買い取ってもらえるのか」を確認すると良いでしょう。その時の買取額を参考にしながら「次のタイミングまで乗り続ける方が得かどうか」を考えましょう。
「お店に行くのはちょっとハードルが高い」という人は、一度弊社に電話で相談してみてください。愛車の状態や次に欲しい車など現状をヒアリングしながら、今売るべきか、愛車の相場価格はいくらかなど、乗り換えに関するお悩みにお答えします。