車の外装は多くの人の目に触れることになるので汚れが気になりやすいこともあって定期的に洗車するかと思います。外装と同様に、車の内装も定期的な掃除が不可欠です。今回は車の内装を清掃する方法とポイントを解説します。
車の内装を掃除するのに使用するアイテム
車の内装を掃除する際に必要な清掃道具を紹介していきます。用意する物は掃除機、車内清掃用のクリーニング剤、布団たたき、大きなブラシ、不要になった歯ブラシ、乾いたタオル数枚などです。洗剤は、カーショップなどで車内清掃用の専用クリーニング剤が各種販売されていますが、市販されているもの以外でも、家庭で使用している洗剤でも十分に使用できます。また、洋服用の柔軟剤をフロアマットの掃除の仕上げに使用すると、ゴワゴワせずふんわりとした仕上がりになります。掃除する際は、クリーニング剤や洗剤を薄めて吹きかける為にスプレーがあるとかなり楽に掃除が出来ると思います。
車の内装の掃除手順
お客様が掃除しやすい方法で進めていただく形でも良いですが、効率の良い内装掃除する手順は以下の流れで行います。
1.車内の備品を1箇所にまとめておく
2.フロアマットを取り外して車内全体に掃除機をかける
3.ダッシュボードやクーラーなどのコンソール、ドア内部の張りなど樹脂パーツを拭き掃除し、薄くした洗剤を使用し、水気を切ったタオルで拭き取る
4.シートなどの布素材部分、革素材部分の拭き掃除をして、薄くした洗剤(本革の場合は専用クリーニングなど)を吹きかけ、水気を切ったタオルで拭き取る
5.フロアマットの洗濯をして、薄くした柔軟剤を使って洗い、乾燥させる
6.シートベルトの拭き掃除をして、薄くした洗剤を吹きかけ、水気を切ったタオルで汚れを拭き取る
7.ドアミラーなどを拭いてコーティング剤を吹き付ける
注意点について
内装の掃除をする際の注意点としては、洗剤をしっかりと拭き取らなければシミになることです。どの工程でも洗剤を吹きかけたら、洗剤の洗い残しがないように拭き取りましょう。次に車内に掃除機をかける際はダニを多く吸い込む場合があります。ゴミを捨てずにそのままにすると掃除機内でダニが繁殖してしまうので、吸い取ったゴミはすぐに処分しましょう。最後にフロアマットを洗濯した際は完全に乾いてから車内に戻すようにしましょう。十分に乾燥していないと悪臭やカビの原因になりますので注意が必要です。
まとめ
今回は車の内装を掃除する方法とポイントを解説しました。ただ拭き取るだけで取れない頑固な汚れやタバコのヤニなど落ちにくい汚れがあります。その場合は、素人では落とせない可能性が高いのでプロにお任せすることも検討してみてはいかがでしょうか。車を洗車するときには、合わせて内装も定期的に清掃をして清潔な状態を保てるように心がけましょう。